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生活費としての利用

レシートと家計簿

不動産担保ローンは使途自由のため、生活費のために資金調達される方も多いです。
ただし、不動産担保ローンは借入までに時間がかかる上に、初期費用が高いこと・長期返済を求められることなどから、短期・少額の資金調達には向いていません。

そのため、生活費を捻出する資金調達方法としては、消費者金融によるフリーキャッシングや銀行のカードローン・クレジットカードのキャッシング等の方が需要は高いです。
はたして、生活費を工面するために不動産担保ローンが有効になるのはどのような場面なのか、他の資金調達法との比較も含めて検証しました。

生活費目的で利用できるローン

生活費の使用だけを対象にした目的別ローンは現在のところありません。
不動産担保ローンは使途自由の借り入れになりますので生活費目的での利用も可能ですが、前述した通り、手間・初期費用を考えると現実的ではないでしょう。
少額利用であれば「無担保での借り入れ」である消費者金融のフリーキャッシングが一般的です。
主要なローンの種類・借入条件・審査基準をまとめると、以下の通りとなります。

ローンの種類 消費者金融 カードローン
(銀行系)
キャッシング
(クレカ)
不動産担保ローン
金利 最大18% 5~15% 最大18% 3~15%
限度額 最大300万円 最大300万円 20~50万円 最大1億円
総量規制 対象 対象外 対象 貸金業者:対象
銀行系:対象外
スピード 30分程度 30分~1週間 1~2週間 3日~2週間
審査の厳しさ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆
希望借入額で審査に通るかがポイント
不動産とお金

フリーキャッシング・カードローン・カードキャッシングなどは、一般的には「高金利」に分類されるローン商品です。
その反面、初期費用が無料・審査が緩やか・保証人なしで利用することができますので、手軽かつスピーディーに資金調達することが可能です。

したがって「生活費が少し足りない」「給料日までのつなぎ資金が必要」といった場面でマッチするため、少額・短期利用であればフリーキャッシングの方が向いています。
なお、フリーキャッシングは過去の借入実績を重視した審査が行われ、新規借入時は高額な借入審査に通りにくいという特徴があります。

フリーキャッシングの審査に通らない・高額な借入時等であれば、不動産担保ローンを候補に入れてもよいかもしれません。
なお、ノンバンク系の不動産担保ローンの場合、総量規制の影響を受けます。
そのため、すでにフリーキャッシングで多額の借入をしている場合は、総量規制の概念がない「銀行系の不動産担保ローン」を選ぶとよいでしょう。

低返済率に注意

「生活費が足りない」という理由でローンを組む場合、収入と支出のバランスが合わず慢性的なお金不足に陥っている可能性があります。
フリーキャッシングは、以前は返済期間が短い商品が中心であったため、長期返済が可能かつ月々の返済負担が少ない、という理由で不動産担保ローンの重要がありました。

しかしながら、昨今は最低約定代金(返済額)を少なく設定できるカードローンが普及したため、返済負担を下げることのみを目的とした不動産担保ローン活用はあまり耳にしなくなりました。
そのため、生活費を目的にするのであればやはりフリーキャッシングの方がスピード面では優れていると言えるのですが、不動産担保ローンよりもフリーキャッシングの方が圧倒的に高金利であることも事実です。
長期的な借り入れは金利をより多く支払わねばならないということを意味しますので、月々の返済額ではなく、支払い総額までをも考慮し返済計画を立てるようにしてください。